橋梁関連新技術

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AI鉄筋出来形システム

特許出願 2022-166773

「AI鉄筋出来形システム」は、配筋検査の生産性を向上させるシステムです。
本システムの特徴は、タブレットPC付属のカメラを用いて撮影するだけで、画像解析技術とAI技術を活用し鉄筋本数・配筋間隔・鉄筋径等を瞬時に自動計測しリアルタイムにその結果を確認でき、出来形帳票を自動で作成します。
また、「令和3年7月 国土交通省 デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の試行要領(案)」に準じ計測精度検証を行い、本試行要領で示されている精度であることを確認しております。

効果
生産性の向上
2~3名で行っている配筋検査を1名で可能
1回の配筋検査にかかる作業時間を約70%削減
安全性の向上
鉄筋上での作業が軽減できる
安全な場所から撮影・計測できる
確実性の向上
自動計測・自動帳票作成のため,人的ミスを削減
精度検証結果
平均間隔の誤差:±5mm以内に100%(誤差最大値3.8mm)
正規化した平均間隔の誤差:±30%以内に100%(誤差最大値23.1%)
開発者 北見工業大学、コムシス情報システム㈱、日本高圧コンクリート(株)
問合せ先 日本高圧コンクリート(株)PC事業部(担当者:宮越 亮)
〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西3丁目1-54
【TEL】 011-241-7108
【E-MAIL】 r.miyakoshi@nihonkoatsu.co.jp
【URL】 https://www.nihonkoatsu.co.jp/

AIを活用した配筋検査の省人化・省力化技術

  • 市販のタブレットPC(付属カメラ)で配筋を撮影するだけで、AIが鉄筋を自動で判別。

    鉄筋本数・間隔・径を瞬時に自動計測し、配筋検査の省人化・省力化を実現できます。

生産性の向上

計測の精度

平均間隔の誤差:±5mm以内に100%、正規化※1した平均間隔の誤差は±30%以内に100%の精度を有します。

  • 平均間隔のデータ

  • 正規化した平均間隔のデータ

※1 実測値(スケール)と計測値(本システム)の計測値の差分を鉄筋径(φ)で除した無次元量で評価し、規格値(鉄筋径φ)の±30%(±φは±100%に相当)

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